腸間膜リンパ腫もしくはFIPという状態で、
抗がん剤のクロラムブシルを飲ませて2週間ほどたちました。
エコーで診ていただいたところ、
最初に見つかった2センチほどの大きな腫れがほぼなくなったかわりに、
小さい腫れがボコボコとできていました。
血液検査の結果は、貧血が進み、
ビリルビンが低下したけどGPTが上昇、
総蛋白は減少、白血球も減少、という
薬が効いているのか効いていないのかよくわからない感じです。
熱は平熱に戻りました。
クロラムブシルが効いているのか?
それならリンパ腫の可能性があり、
高グレードならば、L-アスパラキナーゼ等を追加するといいのでは?
ということで、注射で腫れている部分を突いて病理検査に出すことを
勧められました。
クロラムブシルを飲ませ始めた時にも、それを勧められ、
ただ、カンナちゃんが点鼻程度でも大暴れするので
注射で突くなら麻酔が必要だろう、ということでしたが、
前回は、朝ごはんを食べさせてしまっていて麻酔がかけられなかったので、
今日は、あらかじめ朝ごはん抜きで行きました。
院長先生は、リンパ腫だとして高グレードか低グレードかを知りたかったようですが、
私的には、リンパ腫だからクロラムブシルが効いたのか、
FIPにクロラムブシルが効くことがあるのか、を確かめたくて
麻酔をかけてまでの検査を望みました。
鎮静剤では全然おとなしくならず、結局麻酔をかけて
注射針で刺したのですが、
結論としては、おそらくリンパ腫ではないだろう、とのことです。
(とすると、消去法でFIPの可能性が高い)
リンパ節だとしたら、とてもやわらかいので、
注射で刺した後、吸うと破れてしまうことがあるくらいなんだそうですが、
(針で刺すだけでひきあげて、少しついたものを検査するんだそうです)
カンナちゃんの腫れは硬くて、針を刺そうとするとツルツルと逃げたんだそうです。
何度も試して、ようやく突いてその中身を顕微鏡で見たところ、
リンパ球は全く見られなかったので、リンパ腫ではなさそうとのこと。
もちろん、それを病理検査に出して、結果がかえってくるまでは
なんともいえないので、とりあえず、それまでは
ステロイド、オザグレル、クロラムブシルを内服しましょう、
とのことでした。
とても元気で、猫じゃらしやレーザーポインタを追いかけて
はしりまわっていますし、小食だけれどごはんも食べています。
単なる炎症性腸疾患、とかじゃないかな。
そうであってくれますように。
【追記】
5月12日23時頃、息をひきとりました。
病理検査の結果は、リンパ腫、扁平上皮癌などの悪性所見はない、
もう少し組織をたくさんくれれば、詳細な結果が出せるかも、というようなものでした。
ひまわりくん&あおざくらくんのオーナーさんが、
以前から、「カンナちゃんもいずれうちの子に……」とおっしゃってくださって、
GW中にもお見舞いに来てくださいました。
オーナーさんも、私も、
「元気になってお引っ越ししようね!」と
カンナちゃんに言い聞かせてきたのですが、残念な結果になってしまいました。
GW後も、日に日に弱っていき、
12日夕方には私も、あと数時間?と思ったので、
カフェが終わってからは、ずっとカンナちゃんのそばにいました。
23時少し前、目ヤニをふいてあげたら、ものすごい力で抵抗したので
まだ元気があるのかも! と思ったのですが、
23時にはもう息をしていませんでした。
目ヤニを吹いた後、ずっと撫でていたのに、
その瞬間はわかりませんでした。
眠るように安らかに息をひきとったのだと思います。
曾祖母イネスによく似た美人さん(私の好み)でした。
また生まれ変わってきてね!
私も、ひまくん&あおくんのオーナーさんも待ってるからね!